そもそも何故、自転車に乗りながらイヤホンがダメなのか？
まず前提として、「道路交通法」には、自転車でのイヤホン使用を直接禁止する規定はありません。
ただし
道路交通法 第70条（安全運転の義務）
道路交通法第71条1項6号で、「道路又は交通の状況により、公安委員会が道路における危険を防止し、その他交通の安全を図るため必要と認めて定めた事項」を遵守する義務があります。
つまり、危険につながることはするな！というものです。
イヤホンの使用については「その他交通の安全を図るため必要と認めて定めた事項」として、都道府県がそれぞれ交通規則や条例で定めています。
神戸ではどうなんだ？
僕は兵庫県神戸市在住なので、神戸市で調べてみた。
イヤホン・ヘッドホンするな、とかの具体的な指示はないけれど
「ながら運転」（電話しながら・音楽聞きながら・傘をさしながら）は禁止、とありました。
つまり、骨伝導だろうがなんだろうが、「ながら運転」がダメです。
自転車の運転に注力しなさい、ということですね。
このあたりの細かい話は、住んでる地域によって違う可能性があるので、自分のお住まいの地域の決まりや条例等をよく確認して行動しましょう！
本題：Aftershockz Aeropex
自転車に乗りながら使用するのはダメでした。残念。
だけど、イヤホンと違って、耳の穴を塞がないので
周囲の音や環境をしっかり確認したい！けど何か聴きたい！
という時にめちゃくちゃ使えます。
初めて骨伝導イヤホンを使ったのですが、とても聞き取りやすいです。
クルマの中でラジオ聴いてる感じに近いかな・・・・
助手席の人と会話できるけど、BGM的にラジオの音楽や会話ってちゃんと聞こえる、そんな感じです。
音質に関してですが、低音はあんまり強くないです。
その分、中音域がキレイに聴こえて、会話の内容や歌声、低音にかき消されてあんまり聞こえなかった色んな音が聞こえます。
「この音楽、こんな音鳴らしてたんや！」みたいな、新しい発見がありました。
ボリュームを大きくしすぎると、骨伝導イヤホン自体の振動が強くなるので、ちょっとこそばくなってきます。
音漏れも気になってくるので、そこそこのボリュームで聴くの推奨です。
あと、分かる人が限定されすぎますが、スバルの不等長の水平対向エンジンの排気音を骨伝導で聴くと、振動が排気音に連動して楽しいです。おすすめ。
着け心地
着けてるの忘れちゃうくらいの着け心地です。
しかもジャンプとかしてもずれない。
作った奴天才かよ・・・ってなるくらい絶妙な着け心地。
ただ、マスク必須のこのご時世で、しかも僕はメガネ男子です。
マスク・眼鏡・骨伝導イヤホンという、顔面に装備3個はさすがに厳しいです。
３つ装備でも、使う分には全然大丈夫なんですけど、マスクを外すときに、イヤホンも一緒にはずれます。（そりゃそうだ）
また、眼鏡を拭きたいな～と思って眼鏡を外すと、高確率でAeropexもずれます。（ポロっと外れたりもします）
あと、眼鏡のテンプル部分とAeropexが干渉するので、微妙に眼鏡の角度がいがんだりします。
メガネの種類にもよるかも。
実際に試着できる所も多いと思うので、買う前に試着をおすすめします。
ここが困った（解決済み）
普通にペアリングして使っていると
同時に２デバイスに接続できないことに気付きました。
iPhoneで音楽聴いてて、パソコンのzoom会議に移行しようとすると、iPhoneのペアリング切って、パソコンにつなぎなおさないといけない。
で、調べたら２デバイス同時接続できました。ありがとうマルチポイントモード。
最後に
音に没頭したい時は、間違いなくヘッドホンとかイヤホンがいいです。
が、耳塞ぎたくない！という状況の場合は、骨伝導イヤホン最高です。
僕は生活的に、音に没頭したいタイミングがほぼ無いので、イヤホン⇒骨伝導イヤホンに完全移行しました。
あとは、耳塞ぎっぱなしにならないので、衛生的にこちらの方が良さそう、というのも大きいです。
是非一度体験してみてください！
