ロードバイク用の携帯マルチツールに求められる機能
ロードバイク用のマルチツールと一口に言っても種類がかなりありますが
家での整備用と、携帯用は基本的には別に考えておいた方がよいと思います。
そもそも、どんなツールが必要なのか
リムブレーキのロードバイクについては
下記のツールがあれば一通りの整備(分解や組み立て)が出来ると思います。
※▼印つけてるツールは、ホイールの振れ取りまで自分でする人向け
- アーレンキー
- ドライバー
- BB関連のツール
- ペダルレンチ
- チェーンカッター
- タイヤレバー
- トルクレンチ
- スポークテンションメーター▼
- ニップル回し▼
家での整備用
基本的には作業性を重視!
自動車に比べると、そこまで高トルクで締められているボルトはありませんが
(固着していることもあるので)全長長めのツールがあると、力をかけやすいのでお勧めです。
例えば、アーレンキーはHOZANのセットを使っています。
アーレンキーに関しては、これだけで十分整備できます。
もうちょっと本数が欲しい場合は、TAKAGIのセットもおススメです。※しかも安い!
タイヤレバーやBB関連ツールは、また別記事でまとめたいと思います。
携帯用
走行中のトラブル(パンクやチェーン切れ、各ボルトの増し締め)に対応できればよいので
軽くてコンパクトで持ち運びが楽であること、が求められると思います。
で、携帯用マルチツールですが
滅茶苦茶種類があります・・・
スポーツバイク店には、TOPEAKやSHIMANO PRO、レザインのものを
よく見かけます。
こんな感じの、折りたたむタイプです。
折りたためるので、かなりコンパクトになるのですが
見ての通り、隙間が少ない場所の作業がしづらかったり、構造上高トルクをかけにくい特徴があります。
とは言うものの、僕も初めてロードバイクを買った時に一緒に買った
TOPEAKのマルチツールを使っていました。
※マルチツールの他に、チェーンカッター・タイヤレバーをサドルバッグにいれて運用していました。
そのまま時は流れ、他にどんなマルチツールがあるのかな~とか調べることもなく
生きてきたのですが、たまたまイケてるツールに出会ってしまったのでご紹介。
PB SWISS TOOLS PB470
構造はいたってシンプル。
L 型レンチ – ステンレススチール製アダプター – 各種ビット
という感じで合体させて使います。
磁石がいいです・・・・
ほどよいカチっと感。
そんなに毎度毎度パンクしたり、ボルトまわしたりすることはもちろん無いのですが
使いやすく、所有欲も満たせるいいツールです。
ケースは6色展開(レッド・ブラック・ブルー・パープル・グリーン・イエロー)
自分のバイクに合わせても良し、好きな色を選ぶも良しです。
※こういうクリアカラーを見ると、ミニ四駆のクリアカラーにあこがれてた少年時代を思い出します。